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zoom RSS 『突破流・実践ヤクザ式対話術』 出版

<<   作成日時 : 2006/04/11 17:17   >>

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一昨年、宮崎学主催の「文章道場」があった。
毎回テーマ課題があったのだが、参加者のNANIOさんは独特の感性で一際、ユニークな原稿を書いていた。例えば小泉の大衆迎合政治に対する「ポピュリズム」については、NANIOさんの場合はこうなる。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/1056/1055950697/28
キャバ壌と小泉を見事に融合させてしまうNANIOワールド。
その際、講師からヤクザの地下言語について本を出したいとの話があった。
それから取材すること数ヶ月、ついに出版されたのが、宮崎学著、漫画・西原理恵子、構成NANIOによる『突破流・実践ヤクザ式対話術』 。

10日発売され、早速アマゾンで購入。平積みされているところもあるようで、アマゾンでは688位(4/11日現在)と健闘している。

構成が実にリズムカルになっており、解説はそのまま若手芸人が演じてもいける漫談調であったり、一気に読ませる。
かつては不良言葉と言われ、学生が悪を演ずるのに使われていたものだ。しかし、今はどうだろう。本来のヤクザ言葉の使われ方が乱れている。
言葉の重みについて、宮崎学氏は「序」で

小泉純一郎はこんなことを口走っておった。
「郵政民営化のためなら命がけでやる。殺されても通す」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヤクザの親分は本気で事に当たるときには絶対、「命がけ」とは言わんもんや。

というのである。
一方で、一般人の買い物や雑談、ネットのメール、議論にしても刺々しい言葉が横行しているように思う。言葉に優しさと気遣いが少ないのである。ヤクザ言葉には優しさがある。
例えば「オトシマエ」という紹介がある。
地下言語としては[自分で責任をとる」(75P)という意味だそうだが、一般的にも「落とし前」などと、揉め事を解決して面目をつける際に用いられる。最近ではそうした言葉は上品ですらある。
「お前!来んな!」「落ちろ!」「OOの資格がない!」といったように痛い言葉が乱用されている。
このように問答無用、拒否といった行き場のない、落としどころを用意する優しさが欠けた言葉が氾濫する時代になっている。
私は決してヤクザを礼賛するつもりはない、ヤクザにも劣る普通の人々に警鐘を込めて同書を推薦したいのである。

取材に同行したという漫画を担当した西原理恵子氏は、こんなインタビューを紹介している。

いや〜 最近の素人さんはホンマ度胸がありますな〜
ワシらなんて おそろしゅうて おそろしゅうて
株なんて インサイダー取引やないとようさわらしまへんわ〜
ホンマ あんなキケンなもん平気でんな〜

株だ!株だ!と飛びついては騙されたと他人のせいにする、にわか勝負師を揶揄している。これほど明快な株の極意はない。生きる心構えとしてもヤクザ言葉を盗む価値はある。

いつか機会があれば、ヤクザによる「対話術実践講座」を開いても面白いと思う。勿論、NANIOさんが司会で両雄のサイン入り本も売って欲しい。


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